女性性の時

あたしはさ、これからは真に女性の時代だと思うんだ。時代っていうのはいい言葉じゃないね。女性性の時になると言えばいいかな。女性性が人類の新しい世界を作ってゆく事になる、っていう意味ね。

だから生まれながらに女性性を持つ女達よ。恐れと愛欲への渇望から男を立てたりしてないで（もちろん人として尊重はありだけどね）、どんどん社会を変えて頑張ってゆこうよ！あたしは体は男性だけど心は女性と両方あるから一緒に立つよ。LGBTだって女装男装だって皆おいでよ。あたし達でやってゆこうよ！

そのためには例えば日本で言えばさ、絶対にあんな幼稚な自民党案で憲法を変えちゃだめだよ。あれの本質は自衛隊を軍隊とするかどうこうじゃなくて、権力に対する自由と権利を制限し、奪い、過去に逆戻りさせる為のものだから。何度も言うけど一度失った自由を取り戻す事は容易ではない。というか殆ど不可能だよ。その為の旧社会制度だもの。

滅びゆくものって物凄い抵抗を示すんだ。日本の現政権によるとてつもない数々の暴挙的行為もそうだ。仕事上、海外でよく過ごすあたしから見ると彼らと彼らに投票し支持する日本人は言葉や精神が最も下に置かれる不思議な地獄に生きる住人、餓鬼にしか見えない。人って恐ろしい習性があって、地獄に慣れると地獄が好きで堪らなくなってしまうんだ。毎日汚物を食べてるうちに汚物がないと落ち着かなくなってしまうんだよ。汚い喩えだね。でもあたしがここで言う地獄って汚物としか喩えようがないんだよ。そして彼らが謳う精神はあたしに言わせれば単なる情緒。

おっと、女性性の話しに戻すね。。

今全世界各地ですごい勢いで始まっている紛争や殺し合いはみな、この先の未来に不必要となりつつある、古い男性性の猛烈なる最後の巻き返しなんだよ。

人類に未来があるとすればそれは女性性にかかっている気がする。それに気付いた新しい意識の男性たちは明らかに旧人類から進化している。私たちは旧人類から進化しないといけないんだ。民主主義が生まれた時、人種差別を撤廃した時、それまでにどれほどの旧意識の抵抗と暴力で血を流されてきたか。それでも結局新しい意識は滅びずに人類を進歩させてきた。

だから、たとえいくら暴力を振るわれても、たとえ自分含め沢山の人が殺されても、負けるわけにはゆかない。というか変化は必ず訪れるので痛みはあるけど勝ち負けで言えば負けはない。人類は必ず変化する。これは銃と殺戮兵器を持ったどっちが勝つとかの戦いではないんだ。人の意識の変化を受け入れる為の、のたうち回り痛みにもがく過程なんだよ。

あたしたちで新しい世界を作ってゆこうよ。